かんだ小児科院長の神田恵介です。1980年に開院し、私が2021年より院長として診療にあたっています。
このたび2024年10月より移転リニューアルしました。一般的な小児科診療所ですが、専門的なことにも対応しています。
移転にあたり重視したのは2020年からの感染症パンデミックで、感染防止対策がより生活のなかで重視されるようになりました。
計画においてはその点をより重視したレイアウトを考慮しています。
小児科診療所は発熱を始めとした急性疾患の方の受診がほとんどです。
しかし、そのなかで見逃してはいけない重篤な疾患が隠れていることもあります。
そういった病気を早く見つけることも大事ですし、それ以外の急性疾患も基本的に早くもとの生活に戻られるようにサポートすることを心がけています。
また、私どもや他でわかった慢性疾患に関してはその病気と上手に付き合えるようにサポートをします。
特に院長は内分泌疾患というほぼ全員が慢性的なフォローになる病気を専門としています。
こういった病気をお持ちの患者さんと向き合って思うことは、理想論に過ぎないかもしれませんが、病院に月1回通って薬をもらったり、時々検査を受けなくてはいけない。
でも、それ以外は薬を飲んでいれば他の病気のない人と同じように生活ができる、ということを目指すべきと思っています。
どの疾患に関しても先に述べたように少し条件は付きますが他の方々と同じような生活ができるような支援を目標としています。
残念ながらそのようにはいかない方もいますが、そういった方々にも不都合がより少なくなるように寄り添えるようスタッフ一同、常に考えています。
これがかんだ小児科の患者さんに対する考えです。
また、病児・病後児保育施設を併設して働くご家族への支援も行っています。
決して規模が大きいとはいえない施設ですが、こちらも大幅にリニューアルして利用しやすくなっています。
是非こちらも活用していただければと思っています。
皆さんにかかってよかったと思っていただくような診療所でありたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
(スペイン・バルセロナの世界で最も美しい病院と言われるサン・バウ病院前で撮影)