神田小児科 河崎,伊勢市 小児科

診療案内

一般診療はWEBおよび電話予約の方を優先しますが、原則予約不要の受診の体制としています。緊急性がある患者さんの診察が優先されると判断した場合は、順番が入れ替わる場合もありますがご理解の程よろしくお願いします。

慢性疾患などで一回の診察に時間を要することが予測される患者さん、スギ花粉症およびダニアレルギーの舌下免疫療法の初期導入の患者さん、内分泌疾患のホルモン負荷試験を行う患者さん、食物アレルギーの経口負荷試験など医師の判断で予約時間をあらかじめ確定させておいた方が良いと判断される方に関しては予約対応を行っています。それにあてはまらなくてもご都合などで受診時間をご相談されたい場合は、医師、受付、お電話でご相談ください。相談内容によって対応は変化しますが、なるべくご都合に合わせることができるよう調整します。

 

一般小児科診療

当院では抗生物質による治療の必要性が薄い場合は処方しないよう心掛けています。これは、近年抗生物質の使いすぎによる耐性菌(抗生物質が聞きにくい細菌)の増加への対策でもあります。加えて、いわゆるのどのカゼ、胃腸カゼといった方は、ほとんどの場合は抗生物質を必要としないウイルスの感染症であるため処方はできるだけ控えています。もちろん、抗生物質の治療が欠かせない病気の方もみえます。診察、検査などの結果に応じて必要に応じて抗生物質の処方は行うようにしています。

また、みずぼうそう(水痘)、はしか(麻疹)、おたふくかぜなどの伝染性感染症が疑われる方は隔離しての対応が可能です。点滴などの処置で、ベッドに横になりながら休養していただくことも可能です。10〜15分程度の待ち時間で判明する感染症迅速検査に関しては、インフルエンザウイルス、A群溶連菌、アデノウイルス(プール熱)、RSウイルス、水痘-帯状疱疹ウイルス、ヒトメタニューモウイルス、マイコプラズマ、ノロウイルス、ロタウイルスの検査が可能ですが、保険適応に当てはまらない場合も少なくありませんのでお問い合わせください。なお、新型コロナウイルスの検査はできませんのでご了承ください。

待ち時間をなるべく少なくするよう心掛けておりますが、インフルエンザなど季節性流行疾患の時期などは待ち時間が長くなることがあります。ご希望に応じて、呼び出し用のベルをお持ちいただいたうえで、受診の順番が来るまで車内でお待ちいただくことも可能です。

学校および保育園・こども園や3歳児健診などで見つかった異常(尿検査異常、心電図異常、発育の相談など)にも初期対応しています。病気の種類・重症度に応じて連携施設などへお願いすることもあります。

当院は伊勢赤十字病院、市立伊勢総合病院の連携施設であり、紹介が必要な場合の方の多くをお願いしています。お住いの地域などを考慮して他の施設への依頼にも対応可能です。

 

内分泌疾患(ホルモンの病気)

副院長は研修医のときに大学病院などでさまざまな内分泌疾患の患者さんを診療して、この分野により興味が深まりました。その後、大学院に進学し先天性の甲状腺の病気の研究を行い博士号を戴きました。その後愛知県のいろいろな病院で多くの内分泌疾患の患者さんの診療に携わってきました。現在の神田小児科では主に下に記した疾患を診療しています。なかには、いくつものホルモンの異常があり、これまでは数時間かけて県外の大学病院などに通われていた伊勢志摩地域の患者さんを当院で対応させていただいています。

1.低身長

成長ホルモン治療、精密検査(成長ホルモン分泌負荷試験など)の対応が可能です。相談に来られる際は母子手帳や、発育の記録を持参していただけると診断に役立ちますのでお持ちください。小学校高学年以降で相談される方は、思春期発来の早さが影響している可能性があります。こういった問題にも対応は可能なのでご相談ください。

低身長の患者さんで成長ホルモン治療の保険適応となる患者さんは実際のところ少ないです。治療は毎日自宅でご本人あるいはご家族の方によって注射による治療となります。医療行為を伴う治療のために不安になられる方が多いのですが、年々注射器具の改良により患者さんへの負担が少なくなる治療になってきています。もちろん、治療導入前には副院長とマンツーマンでの練習を経て自信を持っていただいたうえで治療を行っていただいています。

2.甲状腺

甲状腺機能低下症および亢進症ともに薬物治療での対応が可能です。小さいお子さんは産院でのスクリーニング検査や、発育の遅れから発見される場合が多いです。小学生以上の方は背の伸びの悪化、首の腫れ、眼球の突出といった症状で見つかることが多く、女の子の方が割合は多いです。

3.夜尿症

ホルモンの病気ではありませんが、治療に尿量を調節するホルモン剤を使うことがあります。水分や塩分の取り方など、生活習慣の見直しだけでも落ち着くことがあります。困っておられるようであればご相談ください。相談の目安は小学校入学後も週の半分以上に「おねしょ」がある方です。また、夜ではなく日中に急におしっこや便のおもらしがある方も治療を行った方がいい場合があります。

4.思春期早発症

女の子は小学校高学年、男の子は中学生になる頃に思春期が来て、身体の発育を中心に成長して大人に近づいていきます。思春期が早く来すぎてしまうと、成長が早く止まってしまう、周囲との体つきの違いによる問題などが生じることがあるため、患者さんによっては薬でコントロールした方がいいことがあります。また、こういうことが起きる原因は体質的なことが多いのですが、なかには脳の病気が隠れていることもあるため注意しなくてはいけません。こういった問題の相談、検査、治療にも随時対応していますので、気になることがあればご相談ください。

思春期の背の伸びは気付かれにくいことが経験上多いです。小学校低学年で他のお友達の身長を追い抜いていくような場合、女の子では胸が膨らんでくる場合、男の子では陰毛が生えてくるのが確認できた際は相談をお勧めします。

 

アレルギー疾患

1.気管支喘息

内服薬や吸入薬の定期治療による発作予防を中心とした対応をしています。基本的には普段の定期治療を継続することで急性の発作を起こさないことを目標として治療を行います。

もちろん急性の発作も対応可能です。近年は上記の予防治療により喘息発作で入院に至ることは減少していますが、患者さんの安全を優先して治療方針を決定しています。

2.食物アレルギー

アレルギー検査の数値のみで厳格な除去食を強いることはできるだけ避けています。少量でも摂取可能な方法を相談に乗っています。病状をみながら、院内で経口負荷試験を行い、今後の除去解除に向けての計画も行っていますので、具体的なご相談がある場合は受診してください。当院は食物アレルギー経口負荷試験実施施設の申請認定を受けています。

重症の食物アレルギーで日常生活で緊急性を要する症状を起こす可能性がある患者さんにはエピペン®という自己注射剤を日頃から持っていただいて万一の場合に即座に対応できるようご指導させていただいています。

3.アトピー性皮膚炎

塗り薬の適切な塗り方を説明するよう心掛けています。薬の強さも肌の状態に合わせて選ぶように努めています。基本は薄く塗りすぎないこと(しっかり塗ること)、本人の肌の状態に合った強さの薬を選ぶことです。

また、多くの患者さんはステロイド外用薬と保湿剤を組み合わせた治療を行っていますが、ステロイド外用が今後も長期に渡って予想される患者さんにはタクロリムス軟膏(製品名プロトピック®)という薬を使うこともあります。 以前よりは少なくなった印象ですが、ステロイド剤への恐怖心をお持ちの方も決して少なくありません。確かにステロイド剤は使用方法によっては大きな副作用と付き合っていかなければいけない薬です。ですが、アトピー性皮膚炎の場合は多くの場合、適切な使用法を守っていけばそういった副作用は防げますので、わたしどもは安心してこういった薬を使っていただけるように説明に努めていきます。

4.花粉症・アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法含む)

従来からの治療の抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)や点鼻ステロイドの治療から開始する患者さんが多いです。アレルギー検査を行い、どの抗原に反応しているかを確認させていただいてから治療を開始します。

また、当院は5歳以上の患者さんへのアレルゲン免疫療法(スギおよびダニ)の投薬が可能な施設となっております。実施にあたっては他の条件もありますので、ご関心のある方はお気軽にご相談ください。

舌下免疫療法を開始している患者さんからは「今年は目が痒くなくて目薬がいらなくなった」など効果を実感されているケースもすでに見られており、可能な方に関してはぜひ治療の選択肢として考えていただければと思っています。

当院では、
スギ花粉症では「シダキュア®」、ダニアレルギー性鼻炎には「ミティキュア®」という薬で舌下免疫療法を行っております。

ご相談に来られた際はパンフレットを活用して説明しています。また、下記ホームページからも概要を知ることができますのでご参照ください。

https://www.torii-alg.jp